NPO法人WEB魚図鑑
WEB魚図鑑に掲載されている魚たち
NPO法人としてあらたなはじまり

WEB魚図鑑が、
NPO法人になりました。

多くの方々の参加と支援で作られ、魚類研究の基礎資料ともなっているWEB魚図鑑を、より持続可能で開かれたものとするために。このたび、WEB魚図鑑はNPO法人(東京都)となりました。今後とも、よろしくお願いいたします。

4,160+収録魚種数
67,700+データ数
2,748投稿者数
1999年10月開設日
概要

毎日の投稿と同定が、
いつのまにかデータ数67,000件の
巨大図鑑に育ちました。

WEB魚図鑑は、1999年に始まった、世界でも先駆的な投稿型の魚類図鑑サイトです。釣り人、ダイバー、研究者、そして魚に興味を持つすべての人による投稿と同定、そしてそれを支えるシステムによって、26年にわたって知識が積み上げられてきました。

スマートフォンでニュース記事を読むと、広告が画面を覆い、意図しないタップで広告ページが開いてしまう。そんな体験をされた方も多いのではないでしょうか。近年、広告収益の減少と開発費の高騰によって、膨大なアクセスを集める大手メディアでさえ、強い広告表示を行わなければ運営が難しい時代になっています。

WEB魚図鑑にシステムを提供している株式会社ズカンドットコムも同じ状況の中で、システム改善や未来に向けた開発を進めにくい状態が続いていました。そこで私たちは、WEB魚図鑑に蓄積された67,000点を超える魚類写真と知識を、長く社会に残していくために、特定非営利活動法人(NPO法人)として再出発することとなりました。これまで以上に面白く、価値ある図鑑へ育てていくため、多くの方々からのご支援を募りながら運営してまいります。

  • 誰でも投稿できる図鑑。投稿された画像は正しい同定を経て、知識として共有されていきます。あなたの記録が誰かの「知る」につながる。
    誰でも投稿できる図鑑。投稿された画像は正しい同定を経て、知識として共有されていきます。
  • 誰でも閲覧できる図鑑。専門家から子どもまで、どなたにも楽しめるように改善を続けています。わかりやすい情報で、もっと魚が好きになる。
    誰でも閲覧できる図鑑。専門家から子どもまで、どなたにも楽しめるように改善を続けています。
  • みんなで支える図鑑。丁寧な運用とシステム開発・保守。ご寄付と会員がそれを支えます。あなたの応援が、未来の海と知恵をつなぐ。
    みんなで支える図鑑。丁寧な運用とシステム開発・保守。ご寄付と会員がそれを支えます。
活動

同定を重ね、
魚の写真を資料にする。

撮影された魚の写真は、正しく同定されて初めて資料としての価値を持ちます。現在、67,000件以上あるデータは、そのようにして1点1点、人の目によって同定され、システムに収められたものです。

時には、ひとつの質問に答えるために1時間以上も資料を調べることもありますし、その分野の専門家に質問のメールを送ることもあります。WEB魚図鑑は、そうして積み上げられてきた世界でも稀な魚類資料となっています。

WEB魚図鑑を支える活動内容を示すインフォグラフィック
オフラインでの活動

現地で観察し、採集し、
知見とコミュニケーションを深める。

WEB上の図鑑づくりに加えて、採集、観察、標本づくりなど、スタッフや会員が実際に魚と向き合う活動も続けています。夜中まで作業することもあるので基本は自炊。採集した魚を使った食事づくりも楽しいものです。

川での採集の様子
01  ·  FIELD WORK

現地で観察する

魚を観察・採集し、環境なども含めて記録します。現地で得た一次情報から新種、未記載種の発見につながることもあります。

標本の観察
02  ·  SPECIMEN

標本をつくる

採集した魚をそのまま標本にすることも。時には顕微鏡を使って形や特徴を確かめながら同定し、記録として残します。

メンバーの集合写真
03  ·  COMMUNICATION

集い、学びあう場

オフ会は専門色の強い会から、釣り中心までメンバーによって楽しみ方はさまざまです。珍しい魚はもちろんWEB魚図鑑へ。

応援メッセージ

利用者のみなさまから、声が届いています。

釣り、ダイビング、研究、投稿、運営。さまざまな立場の方々が、WEB魚図鑑を日々の活動や学びの中で使ってくださっています。

学生 鎌倉

いつも楽しく拝見しております。

いらごだい さん

学校のPCで見れるのでいつも授業中に拝見しております。オフ会があればぜひ参加したいです。

ダイバー 鹿児島県

WEB魚図鑑は、現地サービスも利用・投稿する強い味方!

SEADRERAMOKIEARBU SHIN さん

WEB魚図鑑は、仕事をする上で欠かせないものになっています、珍しいあるいは沖永良部島らしいシチュエーションで撮れた場合などに掲載させて頂いております。またこの種類だけど。。。と類似種類の間違いを防ぐ為にも利用しています。地域により同じ種類でも若干の違いが出るなど、WEBで沢山の情報が集まるからこそ信憑性が高まる事も考えられます、今後ますます発展する事でより精度の高い図鑑になると思います!

釣り人 兵庫県

魚の名前と生態にアクセスできる

井上 和彦 さん

無類の釣り好きです。園児だったころから数えて80年近く釣っています。WEB魚図鑑は釣った魚の同定になくてはならないツールですね。利用者には専門家もいらっしゃるし、素人さんもいて、地域的にもあちこち、なのでさまざまな意見や見解を知ることができます。これが従来の図鑑にない、魚の生態を知るための楽しみになっています。

投稿者 岡山県

趣味の釣りを支えてくれる心強いなWEB魚図鑑

ももなつ さん

釣りが趣味となっていますが、その趣味を支えてくれているのがこのWEB魚図鑑で、自身の釣果において新魚種に出会えるのが楽しみの1つです。釣り上げた魚に小さな違和感を感じてQ&Aコーナーに投稿すると、いつも特徴など同定ポイントを解説して解決してくれる魚の専門家集団が心強く、このシステムを維持管理して下さるスタッフの皆様にもとても感謝してます。

釣り人 大阪府

応援しています!

えーじ さん

珍しい魚が釣れた時、必ずサイトを見ます。情報量が豊富なのでありがたいです。応援していますので、これからも頑張ってください。

釣り人 新潟県

感謝

名古屋稚空 さん

このページのおかげでたくさんの魚の同定の仕方、見方を学ぶことが出来ました。とても感謝しています。

運営スタッフ 熊本県

WEB魚図鑑に支えられて

大澤風季 さん

物心ついた頃から魚に興味があり、中学生で地元の魚を調べ始めました。知識不足の中で出会ったのがWEB魚図鑑です。運営スタッフの方々に支えられ調査・研究を続け、昨年度の九州大学で開催されたポスター発表では最優秀賞をいただきました。地方名の収集でもスタッフの方々にはお世話になりました。現在はWEB魚図鑑の運営にも参加しており、この縁に深く感謝しています。

支える方法

これからの継続と発展のために
皆さまのご寄付を
ぜひお願いいたします。

いただいたご支援は、サーバーの運営、システムメンテナンス、データの保全、コミュニティ運営など、図鑑を続けていくために必要な経費としてのみ使われ、毎年、事業報告書や活動計算書等を東京都に提出しています。ぜひ皆さまの応援をお願いいたします。

※ 寄付は決済サービス Stripe を通じて受け付けています。決済完了後の控えは、決済時に入力されたメールアドレス宛に Stripe から送信されます。寄付者情報の扱いについては、特定商取引法に基づく表記をご確認ください。

関連論文

研究・論文での引用

WEB魚図鑑のデータは、魚類の基礎研究の資料として広く役立てられています。また、市民科学の観点から、魚類研究におけるインターネット上の活動がもたらす可能性についても論じられています。

※ 掲載リストは順次更新しています。論文での引用情報がありましたら、ご連絡ください。

沿革
  1. 1999
    ニフティサーブが提供した画像掲示板「パレット」で魚の名前Q&Aコミュニティが生まれ、その蓄積をもとに、手書きHTMLによる最初の「WEB魚図鑑」が誕生。
  2. 2001
    CGIによる図鑑システムへ移行。登録魚種が300種を超え、手作業での制作が難しくなったことから、図鑑専用のCGIシステムを構築。同時に、図鑑と連携するコミュニティ「さかなBBS」を開始。
  3. 2012
    WEB魚図鑑の基盤を刷新。長く続いてきた投稿型図鑑をこれからも運営していくため、アカウント管理や投稿の仕組みを備えた新しいWebサービス基盤へ発展。「画像集約 WEB サービス、Zukan の開発」(プロジェクトリーダー:直江憲一)が、IPA(情報処理推進機構)の「未踏IT人材発掘育成事業」に採択。
  4. 2013
    株式会社ズカンドットコムを設立。WEB魚図鑑で培った仕組みを土台に、魚類に限らず誰でもWEB上に図鑑を作れる汎用サービス「Zukan」を提供する会社として設立。
  5. 2014
    図鑑サービスの可能性が評価される。WEB魚図鑑の運営基盤にもつながるサービスを展開していた株式会社ズカンドットコムが、KDDIのインキュベーションプログラム「∞ラボ」に採択。会場投票で選ばれるオーディエンス賞と、グローバルクリエイト賞を受賞。
  6. 2025.12
    NPO法人WEB魚図鑑としてスタート。ズカンドットコムというサービス上でコミュニティ運営されてきたWEB魚図鑑を法人化し、特定非営利活動法人WEB魚図鑑(東京都)としてスタート。

運営スタッフ

  • 山出潤一郎(代表理事)
  • 宮崎佑介(副代表理事)
  • 村瀬敦宣(理事)
  • 緒方悠輝也(理事)
  • 西野敬(理事)
  • 緒方修(監事)
  • 黒田悠真
  • 長谷川稜太(北海道大学助教)
  • 土岐耕司
  • 阪本竜也
  • 大澤風季
  • 下原誠明